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今日から茨木市の平屋の建物の解体工事が始まりました。
令和4年4月1日から建築物等の解体 改修工事を行う場合(下記の場合)は石綿含有建材の有無の事前調査結果を都道府県等に報告することが義務付けされています。
建築物の解体工事(解体作業対象の床面積の合計80m2以上)
建築物の改修工事(請負代金の合計額100万円以上 税込)
工作物の解体・改修工事(請負代金の合計額100万円以上 税込)
建物で特に含まれている可能性があるのは
屋根・外壁・軒裏など。
その中で一番厄介なのが 外壁です。
外壁にもアスベストが含まれている可能性があります。サイディングボードや塗料 下地調整材にもアスベストが含まれていたことが多いためです。特に外壁の塗料・下地調整材は見た目では分からないことがほとんどで解体・改修工事前に外壁の一部を取り除き 専門の石綿分析検査機関に分析をしてもらいます。
今回は分析調査の結果 アスベストは不検出でした。これで無事に解体工事が始めることができました。
もし 入っている場合は 建物に足場を組み 専門業者に外壁すべてをめくってからの解体工事になり 足場と外壁をめくる作業だけでも 数百万円かかると言われています。そのため 予算の都合で解体工事を断念される方もおられるそうです。
また 今年の10月1日以降の解体・改修する工事からは 建築物石綿含有建材調査者 による事前調査を行うことになりました。弊社も昨年 建築物石綿含有建材調査者講習に 二名 受講しています。
建物の解体 改修工事をする場合は 気を付けなくてはなりません。