2025年2月に耐震診断の調査をさせていただいた大阪府高槻市のY様邸。建築時の図面はありませんでした。そして 2階の小屋裏に登り耐力壁の調査をさせていただいたのですが こちらのY様邸外壁に面するところは『耐震診断士泣かせ』の傾斜天井・下り天井で耐力壁がほぼ見えませんでした。
そのため上部構造評点も悪い結果で それよりもこのまま耐震補強計画をするには良くないことをお客様にご説明し点検口を数か所設け耐力壁をはっきりとし 最適な補強案の作成をしてみてはいかがですかとご提案させていただきました。
そして お客様もご納得され 数か所点検口を設けさせていただきました。天井・壁点検口を数か所。
点検口を設け内部を調査してみると 45mm×90mmの筋かいが6か所確認させていただきました。
お客さまにもご説明させていただき これから補強案を作成させていただきます。
より正確な耐震補強案を作成するために 点検口設置も大切だと つくづく実感しました。